トゥクトゥク修理の講師、ファトヒ先生
JVCの職業訓練の圧倒的な強みは課程修了後のフォローアップにあります。職業訓練を提供する団体は他にもありますが、大抵の場合、修了後は道具箱を配布して終了です(その道具箱が市場で売られることがしばしば)。
その点JVCは技術の習得はもちろんのこと、就職後も訓練生たちが市場に溶け込んで行けるよう、長い期間にわたってコミュニケーションを取ってくれるので、生徒の安心感が違います。
プログラムの構成についても、実地訓練に入る前に理論を学ぶ期間が十分確保されていたことが指導する立場として助かりました。今回の職業訓練のプログラムは訓練生たちが彼らの年齢故に学校への編入が叶わないという問題を解決するという趣旨の下、立案されたと理解しています。「年齢が高い」と言っても彼らはまだ10代後半、20代前半の若者で技術は問題無く体得出来ました。
カドグリの地はアラブ系・ヌバ系民族の武力衝突に苛まれてきました。訓練生にはアラブもヌバも混在していますが、JVCの職業訓練プログラムは互いのことを理解し合う最適なプログラムだったと感じています。
同じ避難民として様々な場所から集まった彼らが同じ課題に挑戦し、同じ釜の飯を食う。まるで一つの大きな家族のようにこの時代を生き抜く。こうした体験を通じて人間として成長出来ていることが日々の言動からも顕著に見て取れ、指導者冥利に尽きます。
JVCさん、日本の皆さん、ご支援本当にありがとうございました。
国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」は2022年4月から5月半ばにかけて新規事業立案のために南スーダンに現地調査に入り、度重なる洪水被害や武力衝突から命からがら逃げてきた避難民の人々があまりにも過酷な状況に置かれていることを目の当たりにし、これを見過ごしてはいけない、と強く感じました。
虐殺・誘拐・レイプ・政治の道具として蹂躙される人々。
あまりにも厳しい危機的状況にある避難民たちに支援を届けるべく、どうかお力添えください。
これは編集画面用のサンプルです。
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